魚の旬には「漁獲の旬」と「味覚の旬」があるということ。
「漁獲の旬」は、たくさん獲れて安い時期。
一方「味覚の旬」は太って脂が乗っておいしい時期。
それぞれの旬の時期に日本海で獲れた漁場直送の味わいをお届けします。
津居山港は兵庫県の北部、豊岡市にあり、円山川が日本海に注ぎ込む河口、城崎温泉から車で5分ほどの距離に位置しています。
この漁港では、沖合底びき船と沿岸小型船が水揚げを行っています。
四季折々の美味しい魚介類が
水揚げされています
兵庫県の但馬地域では、沖合底びき網漁業を中心とし、定置網漁業、かにかご漁業、いか釣り漁業、採貝藻漁業などのさまざまな漁業が営まれています。城崎の春は、ほたるいかに始まり、鯛やはたはた、夏になると白いか、とびうお、あじなどが旬を迎えます。
底びき網が始まる秋は紅ずわいがに、甘えび、のどぐろが、冬には、旨味が凝縮された“松葉がに”が水揚げされます。中でも、津居山漁港で水揚げされる“かに”は、『津居山がに』と呼ばれ、日本随一の品質を誇ります。